トロントの地下鉄やバスの乗り方がわからなくて心配…
定期券ってどこで買うんだろ??
渡航前にはいろんな心配が出てくるのできちんと調べておきたいですよね。
実は2026年9月から、トロントの交通機関TTCのマンスリーパス(定期券)が廃止されます。
しかも新しい仕組みを知っておかないと、気づかないうちに損をしてしまう落とし穴もあります!
この記事では、トロントにこれから来られる方、来たばかりの方でもすぐに使えるTTCの基本から知らないと損する最新制度まで、まるごと解説します!
トロントの交通機関(TTC)完全ガイド
▷TTCとは?
TTC(Toronto Transit Commission)は、トロント市内を走る公共交通機関です。
地下鉄、ストリートカー(路面電車)、バスの3種類があり、こちらを組み合わせて市内のほぼどこへでも移動できます。
料金は乗る距離に関わらず、大人1回あたり$3.30(2026年現在)です。
一見高く感じますが、どこまで行っても同じ値段というのはお得ポイントです!
▷「2時間乗り換え自由」のルールが超便利!
TTCには、知っておくと非常にお得な「2-Hour Transfer」というルールがあります。
最初にタップして改札を通った時刻から2時間以内であれば、乗り換えは何回でも追加料金ゼロです。
途中でよりみちをして買い物をしてから再び乗っても、同じ方向に戻っても、追加料金はかかりません。
たとえば、地下鉄でダウンタウンに行き、スーパーに寄り、バスで帰宅するといった移動が$3.30だけで完結します。これを知っているかどうかで、毎日の交通費がかなり変わってきます!
さらに、PRESTO公式アプリを入れておくと登録したカードの残り時間を見ることができるので、いちいち覚えなくても確認できます!
Small tip
最初にタップした時刻が基準なので、2時間以内に最後の交通機関にタップすれば、何度乗り換えても追加料金はゼロです!
▷ルートの調べ方はGoogleマップが最強
どのルートで行けばいいか迷ったときは、Googleマップを使うのが一番簡単で確実です。
目的地を入力して「交通機関」アイコンをタップするだけで、乗るべき路線・乗り換えの場所・到着時間まで全部表示されます。
リアルタイムの遅延情報も反映されるため、いちいちTTCの公式アプリを使わなくても十分です。
交通系ICカード「PRESTO」の基本
▷PRESTO(プレスト)カードとは?

PRESTOカードは、トロントの公共交通機関で使える交通系ICカードです。
SuicaやPASMOのようなもので、改札にタッチするだけで乗車できます。
現金でも乗れますが、PRESTOカードを使うと運賃が割引になるため、トロントに住むなら必ず持っておきましょう!
▷どこで買える?
PRESTOカードは以下の場所で購入できます。
・地下鉄の駅構内にある券売機
・Shoppers Drug Mart(ドラッグストア)の店頭
・スマホのウォレット(Apple Pay/Google Pay)で無料でデジタルカードを追加【1番おすすめ】
スマホのデジタルカードはカード発行費用がかからず、すぐに使えるのでとても便利です。
ただし、後述する「Fare Capping」で注意点があるため、使うデバイスはひとつに絞るようにしましょう。
▷チャージ(Load)と残高管理
チャージはPRESTOの公式アプリから、クレジットカードや銀行口座を使っていつでもできます。
オートチャージ(Autoload)機能を設定しておくと、残高が一定額を下回ると自動的にチャージされるので、乗れなくなる心配がなくなります。
【重要】2026年9月から始まる新制度「フェアキャッピング」とは?
ここが、この記事で一番お伝えしたい最新情報です。
▷2026年8月31日でマンスリーパスが終了
これまで多くの人が利用していたMonthly Pass(月額定期券)が2026年8月31日をもって廃止されます。
え、じゃあ毎回チャージしないといけないの?
そう思った方、安心してください!
9月からはもっとスマートで便利な新制度に移行します。
▷9月1日スタート「Monthly Fare Capping」の仕組み
新制度「Monthly Fare Capping」は、乗った回数に応じて自動的に上限が設けられる画期的なシステムです。
仕組みはシンプルです。

同じカード・同じデバイスで月に47回乗ると、その月の残りの乗車がすべて自動的にタダになります。
計算すると、47回×$3.30=$155.10が月の上限額です。
これまでのマンスリーパスより優れているのは、先払いが不要な点です。
「今月はあまり乗らないかも」という月でも、損をすることがなくなります。
乗った分だけ払い、たくさん乗った月は自動的にお得になる仕組みです。
Small tip
2027年はさらにお得に!
翌年には無料になるまでのハードルが「40回」に引き下げられる予定です。
上限額は$132になるのでマンスリーパスを利用している方は実質20%オフになります!
▷絶対に知っておきたい落とし穴
フェアキャッピングには1つだけ重要な注意点があります。
スマホ、スマートウォッチ、カードを日によって使い分けると、カウントが別々になります。
たとえば、月曜はスマホでタップ、火曜はPRESTOカードでタップ、水曜はスマートウォッチ…というように複数のデバイスを使うと、それぞれのカウントが分散してしまい、どのデバイスも47回に届かず、いくら乗っても無料にならないという事態が起こります。
なので、必ず1つに絞ることが重要です!
また、無料乗車に入ったあとも、「乗ったという証明(Proof-of-Payment)」のために必ずタップが必要です。
タップを忘れると無賃乗車になり、抜き打ちで検査をされたときに罰金を支払わなければならなくなるので注意しましょう!
まとめ
新制度はとてもタイムリーな情報なので、今のうちに正しい情報を押さえておくことが大切です。
特に「デバイスを1つにする」という点だけは、必ず守るようにしてください!
この記事が、トロントでの生活をスムーズにスタートするためのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!